お歳暮とは、昔の習慣で、新年を迎えた際に、実家から他家に嫁いだ娘や、分家した息子などが、本家や親元に、先祖の霊を迎えるにあたって必要な供物を贈りものとして持っていくことでした。

これが段々に変化して、年の暮れになると本家や親元だけでなく、その年にお世話になった人の家に出向いて感謝の気持ちを込めてあいさつし、贈り物を渡すといった形になりました。

この習慣を「歳暮回り」と言っていました。



配送が主流となった現在では直接出向く人の数は激減しましたので、「歳暮回り」ではなく、贈り物自体を「お歳暮」というようになったのです。
お歳暮を贈ることは毎年の事です。なんとなく周囲で話題になってきたり、デパートに特設会場ができたのをきっかけに準備を始める人が多いと思います。


しかし実際のところお歳暮を贈る時期はいつ頃が最も適しているのか、いつまでに贈らなければいけないのかといった事を知っている人は多くはないと思います。

昔であれば、新年の準備を始めるという意味で12月13日から20日という、1週間ほどの本当に短い期間の間に贈っていたようです。



しかし、時の流れと共に人々の生活様式も変化したため、最近では何事も早め早めになってきて、お歳暮を贈る時期も早まるようになりました。

デパートでも早割などの特典を付けるところも出てきましたので、早い人では11月末から贈る場合もあります。

注意するのは12月31日までには届けなければいけないということと、年末はどこのお宅でも忙しくなるので、できれば20日ころまでには届くように配慮したいという点です。


そして感謝の心を込めて贈る事で、先方からもきっと喜んでもらえることでしょう。